日韓ダブルライセンス
とりあえず,三日坊主は避けられました.
ただネタが思いつかない.
ネタって,書こうと思うと書けないんですよね.
人生って,そんなもんですよね.
今も,なんか例え話をしようとしましたが,何も思いつきませんでした.
まあ,人生ってそんなもんだと思います.(2回目)
日韓ダブルライセンス車の話をしようと思います.
下関港には関釜フェリーという,下関と韓国を結ぶフェリーが入港します.
韓国にはあまり興味無いのですが,面白いトラックがいますので紹介します.
ダブルライセンスのトレーラです.日本と韓国の両国で車検が通っており,ナンバープレートも両国のものがついています.だからといってお互いの運転手まで両国に渡るわけではなく,日本では日本の,韓国では韓国のトラクタと運転手で牽引するので,何か変な動きをしたら怖いとか,そういう心配をする必要はありません.
また韓国シャーシの画像では「韓日ダブルライセンス」という書き方をされています.日韓ではないのかと一瞬思ってしまいますが,これはこのシャーシが天一という韓国の会社所有のためで,順番に関して特に何か意味があるわけではなさそうです.日通所有車は日韓という書き方をしていますから,所有者の国に合わせた書き方をしていると考えることができます.むしろ,日通所有車にはハングルが無いので,天一の方が日本に寄り添っているとさえ言えると思います.どうせ日本語書くなら統一すればいいのに...というのは注文しすぎでしょうか.
韓国のナンバープレートは黄色なんですね."下関"にあたる部分には釜山と書いてあるようです.構成は日本のものと非常によく似ていますが,このデザインは既に過去のもので,EU風の横長ナンバーに置き換わりつつあるようです.
これらは福岡県の自動車会社が,韓国のサプライヤから部品を調達するために存在しているようです.コンテナで良い気もしますが,関釜フェリーがコンテナ船ではないため,このような形になっているのでしょう.社会実験的な側面もあると思いますが.
いっぽう,日中ダブルライセンスというのも存在しているようですが,こちらは試験運用のみで終わってしまったのかな?実際に見たことはありません.
日本では違法な保安部品が中国では必須という状況があり,矛盾した条件を満たす機構が必要になるのですが,その切替機構が実用に耐えるものではなかったのではないかと思います.
以下はおまけです.日韓シャーシを見に行くと,ついでに見ることができます.